『Nikon KeyMission 80』評価:防水ウェアラブルカメラの動画性能は?

 

防水ウェアラブルカメラ「Nikon(ニコン) KeyMission 80」
の、動画を中心とした性能をレビュー評価したいと思います。

 

優れた防水・耐衝撃性能を持つタフボディで、
スマホでは困難なシーンを手軽に撮影することが可能。

アクションカメラと呼ばれるだけに、やはり
静止画より動画の性能機能が気になりますよね。




 

今回は、そんなKeyMission 80の動画能力を確かめるために、
まずは投稿された夜間映像をご覧いただきましょう。

 


協力 京チャンさん

 

そして、実際に使っているユーザーの皆さんは、
どんな感想を持っているのでしょうか?

いくつかのレビューをピックアップして、
このカメラの魅力に迫ります。

 

★「デザインに関しては、何と言ってもこの小ささと軽さで最高だ。シャッターボタンを1度押すと電源オン、次にそのままシャッターボタンを押すと撮影。何もしないと、しばらくして電源オフ。一連の流れはスムーズだが、動作はもっさりとした感じだ。バッテリーは静止画で使用ならギリギリ1日大丈夫だが、動画は30分程度で空っぽになる。」

★「バイクツーリングに使っている。ルート沿いのちょっとした風景や看板など、バイクを停めてデジカメを取り出して・・・と言うのが面倒で、取り逃がしていたシャッターチャンスを外すことがなくなった。手振れ軽減やHDR機能もあり、逆光などの条件が厳しいシチュエーションでも失敗がない。この手のニッチな商品は売り切れご免も多いため、欲しいと思ったら悩んでいる時間はないかも知れない。」

★「画質は、拡大して鑑賞しなければ十分キレイ。ビビッドにして新緑を撮れば、フジのフィルムのような色味だ。動画も思いのほかキレイ。むしろ動画を撮ることがメインか。しかし、シャッターのタイムラグが長かったり、メニューに日本の精神が感じられなかったり違和感がある。」

★「非常に使いやすく単純で、明快な構造と操作になっている。この点で否定的なレビューは、このカメラの用途を間違えている。もしくは十分に習得していないかである。”アクション” と言うことや動画を主体にするのであればGoProを買えば良い訳で、あくまでこのカメラは静止画を主とし、おまけに十分すぎるくらいの動画が撮れる機能が備わっていると言う印象だ。」

 

さて、いかがでしょうか。

 

このカメラは発売された当初、あれこれと評判が悪く
使いやすさなどに改善を求められたものですが、
あれから半年以上経過して随分とレビュー内容も良くなりました。

ニコンの主張する
『片手で撮れる、ワンステップで撮れる、高い機動性のアクションカメラ』
の意味を、購入者側が受け止められるようになったのかも知れませんね。

 

アクションカメラの仲間に分類されるも、どちらかと言えば動画用ではなく
いつでも簡単にサッと撮れる、スマホよりも機動性の高い静止画用カメラと
認識した方が良さそうです。

サンプル動画を見ても、比較的綺麗に撮れているものの、
並みのアクションカメラの画質に過ぎません。

 

つまり、画質にこだわるより、今しかないシーンを
撮り逃すことなく確実に残せる記録カメラと言うこと。

そのために必要な画質は、最低限は
持っていると思うべきなのです。

 

いつも肌身離さず持ち歩き、
“これだ!” と感じたらサッと記録できる。

そんな新しいコンセプトのカメラと理解できる人なら、
使いこなせることに違いありません。

 

他のアクションカメラ/ウェアラブルカメラと、
一線を画するカテゴリーのカメラなのです。

 

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