野外でカメラで撮影していると、思わぬ雨に降られてしまうことがあると思います。
そんな場合、アクションカメラなら多くが防水構造なので、濡れても問題はないのですが、カメラマンはビショビショになってしまいますね。
なので普通は、すかさず傘をさして撮影を続ける訳ですが、そうするとカメラは片手で持つことになり、手振れが気になってしまうことでしょう。
それならば、カッパを着れば問題は解決するのでは?と思うかも知れません。
ですがカッパは結構蒸れやすく着心地が悪いし、雨のしずくがカメラに掛かるのが気になります。
じゃあそんな時、カメラも自身も水濡れから守り、しかも両手が使えるこんな傘を使ってみてはいかがでしょうか。
それは「リーベン ハットアンブレラ」と言うかぶる傘です。
今回は、このリーベン ハットアンブレラがアクションカメラに限らず、どのカメラでもカメラマンと一緒に水濡れから守れることを、ユーザーレビューを交えて検証して行きましょう。
かぶる傘 リーベン ハットアンブレラは釣りの撮影にベストマッチ
ハットアンブレラは名前の通り、ハットとアンブレラの造語であり、頭からかぶる傘なんです。
かぶる部分にはマジックテープが付いており、頭の大きさに合わせて調節が可能。
またアゴ紐により、傘が簡単に外れてしまわないようになっています。
傘そのものは二重構造になっていて、穴から空気が抜けやすく、少々の風で飛んでしまわない工夫もされているんです。
傘が開いた時の直径は60㎝と小さめですが、それに従い重さも180gしかないので、長時間の使用で頭が疲れることはないでしょう。
メリットは言うまでもなく、雨の中でも両手が自由に使えることです。
アクションカメラを身にまといながら、自身が釣りをする様子を撮影する方がいますが、雨の中でも楽に撮ることができて便利ですよね。
また日傘として利用することも可能で、日差しの強い日でも日射病の心配をすることなく、釣りと撮影に専念ができます。
使わない時は折りたためば、長さは40㎝ほどと、普通の折りたたみ傘と同じくらいコンパクトになり、収納が楽です。
釣り以外の用途にもカメラを両手で構えながら撮ることで、手振れの減少に寄与することは間違いありません。
特に本体重量が1000gを超える、超高倍率ズームを搭載したNikon COOLPIX P950を雨天時に使うとしたら、左手に傘、右手にボディを持つことなんて不可能です。
こんな時も両手でカメラを支えられる、ハットアンブレラの利用が便利なのではないでしょうか。
ただ気になるのは、その奇抜なデザインがちょっとダサいと言われそうなこと。
ですが注目されるのが好きな人なら問題にならないし、先の東京オリンピックでも、スタッフの方がかぶっていたのを記憶に残っている人もいるハズ。
実用性の高さがすでに証明された商品なので、悪天候時の写真・動画の撮影に威力を発揮するのは想像ができると思います。
ではここで、実際に本商品を使っているユーザーの皆さんは、使い勝手に関してどう感じているでしょうか。
いくつかレビューを集めましたので、次の頁でご覧になってみて下さい。
かぶる傘 リーベン ハットアンブレラのユーザーレビュー
★「釣り用に購入した。大きさも竿を振るのに邪魔をしない大きさで良い。商品説明にあるように、てっぺんは空気が抜ける構造なので、風が吹いても大丈夫そうだ。」
★「去年購入したこの傘よりひと回り大きい被る傘と比較してみると、去年購入したひと回り大きい傘は、少し重くて使用していると首が痛くなったり、風が吹いたり首を振るとずれたりしたが、こちらの商品は小さくて軽いおかげで、被っていても違和感がなく、外で作業をしてもずれたりせず快適だ。またマジックテープで頭のサイズに合うよう調整でき、伸びる素材なのでいい感じにフィットする。」
★「かぶり心地はとてもいい!私的には☆5だ!帽子と違って圧迫感が無く、軽いしとても涼しい。身体がすっぽり陰になり暑さは感じない。ただ頭にのっけた姿が笑えるので、外出には使用できない。それが本当に残念。その点で☆‐1。TVで誰か有名人が使って認知度が上がれば嬉しいケド。あとかぶって外に出る時、意識していないと玄関のドアにひっかかる (笑)」
★「使用感は両手が使えて便利だ。初めて使用した日は途中で小雨が降って来たのだが、眼鏡が濡れないのがすごく良かった。首ひもが細いので、風で飛ぶんじゃないかと心配したが、総合的には非常に良い商品だと思う。」
かぶる傘 リーベン ハットアンブレラの評価
ここからは私が、かぶる傘 ハットアンブレラを、以上の記述を基にして評価してみましょう。
両手が使える晴雨兼用傘として、高い評価ができる商品だと思います。
雨の中で両手が自由と言うのは、カメラを操るカメラマンに取って非常に有効なこと。
写真を撮るにしろ動画を撮るにしろ、わざわざ雨の中のシーンを選ぶことを考えても、撮りやすさは非常に重要な要素になりますからね。
雨をしのぐことを最優先するなら、開いた傘の直径が60㎝なのは、少々物足りないかも知れません。
しかし、あまり大きくてしかも重いのでは、取り回しが悪いし、頭部が疲れてしまうことでしょう。
それを考慮すれば、このハットアンブレラの大きさと180gの重さは、妥協ができるのではないでしょうか。
大雨や風が強い時は弱点がスポイルされますが、それは普通の傘とて同じで、雨が弱い天候ならやはり本商品が便利です。
また日差しの強い日での使用なら、帽子のように頭部がむれず顔が火照ることもないので、これも有利な要素と言えるでしょう。
この点は、ユーザーレビューを見てもお分かりだと思います。
まあ、まだあまり市場で見かける商品ではないので、その姿が少し恥ずかしいのが気にはなりますが、実用性が高いのは間違いありません。
価格が安いのも魅力ですから、一度お試しで購入してみるのも面白いと言えるのではないでしょうか。
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