4K UHD撮影が可能なアクションカメラ・ウェアラブルカメラ、
「Nikon(ニコン) KeyMission 170」
を他機と比較評価してみたいと思います。
F2.8 超広角170度のニッコールレンズを搭載し、
目の前の光景を全て写し込んで、
迫力ある映像を撮ることができますね。
全身黒ずくめの高級感あるボディとそのデザインで、
所有する喜び心が持てる製品です。
それでは、画質はどんなものでしょうか。
GoPro HERO5 BLACKと比較した動画がありますので、
まずはこれをご覧いただきましょう。
協力 geostarbrandさん
次に使い心地は良いのか、気になりますね。
すでに愛用しているユーザーの皆さんのレビューを
基にして、KeyMission 170を評価します。
★「手にして驚いたのは、本機の作りの良さ。小型軽量だが、持った時のずっしり来る堅牢性はさすがにニコンだ。アクセサリーのクリップ型マウントやブラケットの作りの良さから、本気でウェアラブルカメラのジャンルに参入したのではないか、と思えるもの。動画は電子手振れ補正が強力で、歩きながらでもほとんどブレない。画質は、4Kはまだ試していないが、ブレ補正が効くフルHDでも十分だと思った。」
★「操作性に関しては、モニターを見ながら設定できるのは、やはり良い。ボディ上部の録画と静止画のボタンは、大きく押しやすい。ソニーのようにメニューから選択する必要がなく、ダイレクトに操作できる。画質に付いては、ソニーの4K動画と比較すると明らかに見劣る。3万円台の機種で撮ったHD動画と大して変わらない。」
★「バイクのハンドルに取り付けたところ、バイクのエンジン振動で、途中で電源が落ちてしまう。バッテリーが動いて電源が落ちるものだと思う。この機種には期待していたので、どうにかならないか頑張っているのだが・・・。ちなみにメーカー側が、電池が動かないようにゴムを支給してくれた。」
★「4Kの画質はさすがにニコンだけあり、170度の超広角映像と相まってキレイで見ごたえがある。ただ、4Kでは手振れ補正は使えない。リモコンが付属しているので、スマホは必要ない。バッテリーは4Kの撮影だと1時間くらいしか持たないので、予備バッテリーは必要だ。」
では、あれこれ語ってみましょう。
35ミリカメラ換算で、15ミリと言う超広角レンズを採用した
ニッコールレンズだけに、迫力ある映像を撮ることができます。
4K画質はソニーにはかなわないようですが、
一般的な評価をするなら、なかなか良好な画質です。
GoPro HERO5 BLACKと比較しても
遜色はないし、逆光にも強いと思います。
手振れ補正機能も電子式としてはかなり良好で、HERO5 BLACK
よりも安定していることが、動画でお分かりですよね。
ただレビューにもあるように、この
重要な機能が4Kで使えないのはとても残念。
4Kで撮るなら三脚を使え、と言うのが
メーカーの考えなのでしょうか。
あと、スマホとの連携では、i-Phoneと
上手くいかないのは、改善の余地があるのでは。
その代わり、使いやすいリモコンが付属しており、
液晶モニターとこれを使えば、ほとんどの操作が可能なので、
あまりスマホの必要性はないのかも知れません。
価格はハイクラスと同じくらいで、機能も多く高性能。
ニコンのウェアラブルカメラはまだ完成度が低いと言われる中で、
KeyMission 170は、上級者でも不満の少ないモデルと言えるでしょう。
コメントを残す