手袋をしたままでもワンタッチで撮影できる、
バイクに最適なウェアラブルカメラ
「iON(アイオン) Air Pro Lite WiFi」
を、レビューで評価してみたいと思います。
付属のヘルメットマウントを使えば、
ヘルメットカメラに早変わり。
片手でスイッチをスライドするだけで、
撮影が始まります。
開始と同時にビープ音が鳴るため、
動作状況が確認できるのは便利ですね。
また、防水ハウジングを使わず、
本体だけで10mの水中に耐えますから、
雨でもヘッチャラで使うことができるんです。
液晶モニターはなくとも、Wi-Fi機能を使って
スマホで確認できるし、アプリを介して
ほぼハンズフリーでカメラを操作可能。
ではツーリングを撮影した、
バイクの走行映像をご覧下さい。
協力 MasterDIMMさん
次に、実際に使っているユーザーの反応は、
どんなものでしょうか?
レビューを参考に、
Air Pro Lite WiFiを検証してみましょう。
★「設定は全てスマートフォンかパソコンのアプリででき、使う時はスイッチをスライドさせるだけなので、簡単に使うことができる。バイクにマウントして使うと、風切り音がかなり大きくなりその対策が不可欠だが、ガンマイク用のウインドジャマーにピッタリ収まるのでおすすめだ。画質や音質そのものは、十分満足できる範囲にある。」
★「カメラ後部の青い腹巻部分に三脚ネジ穴が設置されているが、自撮り棒や他社製のアタッチメントのネジがしっかり奥まで届かない。いつかカメラを破損させるか、紛失してしまいそうだ。そこで、自分でインサートナット加工をして、使い物になるようにした。この部分のメーカー対応は無しに等しいと思う。」
★「このカメラの良いところは、スキーで手袋をしたままで使えることだ。懐中電灯のように、手に持って撮影することもできる。使い勝手が良い。アクションカメラは、どこのメーカーもバッテリーの持ちが悪いが、このカメラの持ちは長い方だ。」
さて、いかがでしょうか。
このAir Pro Lite WiFiは、
旧Air Pro 3 WiFiの新型になります。
主な変更点として、
重量が142gから130gへと軽くなり、
フル充電で2時間だった撮影時間が、
2.5時間へと少し長く伸びました。
またレンズが160度だったものが170度へと広がり、
最短撮影距離も1mから0.5mへと、
さらに近くからピントが合うようになりましたね。
170度と言えば35㎜カメラ換算で約15㎜ですから、
かなりの超広角レンズですよ。
より周囲が写り込んだ、迫力ある映像が
撮れるようになったと言えるでしょう。
でも、残念なことに
スペックダウンしてしまった項目もあります。
このカメラは本体のまま水中で使えるのですが、
それが深さ15mから10mへダウンしてしまいました。
雨の中で使う分には全く気になりませんが、
水の中で撮りたいユーザーには残念なこと。
さらに、もっと惜しまれる点は、
フルHD1920p x 1080pで60fpsが使えなくなったことです。
そればかりか、HD1280p x 720pの120fpsもなくなり、
スローモーション撮影すらできなくなってしまいました。
なめらかな映像が楽しめるフレームレート60fpsや、
迫力のシーンを演出できる120fpsが使えなくなったのは、
少し納得できませんよね。
その代わり、多少でも本体が軽くなったこと、
レンズがより広角に広がった点は嬉しいことです。
これは、ウェアラブルカメラとしては不便になったけれど、
ドライブレコーダーとしては進化したとも言えるでしょう。
1回の充電で撮影できる時間が、120分から
150分へ伸びたことも大きなポイントです。
そこで、このカメラのおすすめの使い方は、
ヘルメットやバイクボディに装着して、走行シーンを
ドラレコ風に残すことだと思います。
サンプル動画のような映像を撮りたい人には、
ピッタリのヘルメットカメラになることでしょう。
デザインもペンシル型なので、GoProカメラと比較して、
カッコ良さで決まりだと思いますよ。
※この商品は現在販売されておりません
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