【Nikon KeyMission 80】レビュー:ウェアラブルカメラとしての画質とその評判は?

 

ウェアラブルカメラとしては突出したデザインと
機動性が魅力の「Nikon(ニコン) KeyMission 80」
の画質とその評判を探ってみましょう。




 

ニコンとしては、初となるウェアラブル。

老舗カメラメーカーとしてどんな製品に仕上がっているのか、
とても興味があるところですね。

 

ではまず、テスト撮影された動画を
ご覧になり、画質を確認してみて下さい。

 


協力 David Molnarさん

 

次に実際に使った、ユーザーの皆さんの
反応をみたいと思います。

いくつかのレビューをピックアップして、
このカメラをあれこれ検証します。

 

★「発売から日も経つのに、レビューも増えていないし、スマホとの接続も不安定なようなので購入をちゅうちょしていたが、私としては結果正解だった。単体での使用で記録用のスナップが中心の目的だったので、シンプルな操作性が私にピッタリだった。ポケットからサッと取り出して撮影ができる。あえて注文を付けるなら、自撮り用のレンズはいらなかったかも。」

★「記録用の小型防水コンパクトカメラと、割り切って使うなら使えないこともないが、値段ほどの価値はないように思う。画質は、落ち着いた色味で及第点と言ったところ。しかし期待していたルート撮影機能が微妙に使えない上、ルート撮影中は、手持ちの撮影でも画像のサイズが2Mに制限されるのが残念だ。しかも、このルート撮影はピンボケ写真量産機能で、まともに見れる写真はほとんどない。」

★「撮影中にハングアップして電源を切ろうにもスイッチがなく、リセットして設定をクリアするか、バッテリーが空になるのを待つか選択を迫られる。デフォルト設定での運用しかできないバグカメラだ。」

★「最初に強調したいのだが、画質の良さを求めるカメラではない。画質を求めるなら、高級コンデジかデジイチを持つべき。KeyMission 80は、非常に使い勝手の良い “記録用カメラ” だ。スマホより機動力があり、軽くて丈夫。さらに手振れ補正とLEDカメラと動画・自分撮り機能まで、この小さなボディに良くぞここまで詰め込んだと感心する。」

 

デザインと機動性だけ見ると、なかなか
斬新で良くできているように思えます。

 

ですが、一流のカメラメーカーの製品として、
画質が物足りないと感じてしまいます。

動画を見てお分かりの通り、スマホの動画と比べ
大差ない画質なのが惜しいですね。

 

初期不良も、他機に比べて多いようです。

 

単なる記録用カメラとしてなら我慢できますが、
ウェアラブルカメラと呼ぶには、あらゆるシチュエーションで
撮ると言う拡張性も低いのではないでしょうか。

バッテリーを途中で交換することができず、
長時間撮影ができないところにも
歯がゆさを感じてしまいます。

 

ニコンブランドを名乗る製品としては、
価格の割に煮詰めが甘いと言えるかも知れません。

 

このままデザインの良さを生かして、
より完成度の高い製品を
今後のニコンに期待したいと思います。

 

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