4K動画がキレイと評判の、360°アクションカメラ
「360fly 4K」を、レビューしてみたいと思います。
日本でも販売になった話題の、全天球映像が撮れるカメラ。
他の全天球カメラと違うのは、1枚のレンズだけで
360°に近い映像が撮れるため、
再生時に合成した継ぎ目が現れないことです。
では、実際の使い方を解説した動画がありますので、
ご覧いただきましょう。
協力 Engadget Japaneseさん
おおよそ、お分かりいただけたでしょうか。
次に、すでに使用しているユーザーの皆さんの声を参考に、
「360fly 4K」の魅力を語ってみようと思います。
★「ゴルフボールのようなデザインのボディに、スイッチが1つだけある。スイッチ長押しで電源オン・オフ。短く押して、撮影開始・停止と簡単な操作で行える。画質は、4Kを名乗っているだけあり良いと思う。その分ファイルの容量が大きくなるが、64GBもあるので、よほど長時間撮らない限り、足りなくなることはないだろう。欠点は、価格が高いこと。サイトやアプリが英語である点だ。」
★「アクションカメラとうたっているだけあり、水やホコリを気にせず使えるのが便利で、スポーツや旅行に持って行きたくなる製品だ。他社製の360°カメラでは、スマホアプリとの連携がほぼ期待できないレベルだが、360flyではアプリでの操作性が高く、ライブでの動画視聴やVR体験設定変更などが簡単に行えるようになっている。」
★「今のところ、綺麗な4Kで360度の動画が撮れるのは、360flyしかない。i-Phone6でモニターしながら撮影できるし、急いで撮影したい時は本体のボタン1つでスタート/ストップできるので、操作が楽ちんだ。自撮り棒っぽいPOVポールと言うアクセサリーも購入して、色んな角度で撮影している。」
★「デザインが良い。操作はスマホのアプリで簡単。撮った動画は、楽にfacebookにアップできる。画質も申し分なく、VRビュアーも買って楽しんでいる。」
さて検証に入ります。
360°アクションカメラとして、4Kと言う
超高画質を生かした撮影が可能な製品は、
2017年4月現在この製品だけだろうと思います。
他の製品では、4K対応であっても
その良さを生かしていないですからね。
スマートフォンでのアプリの性能が良く、とても使いやすいのも
メリットですが、価格がちょっと高いのが気になるところです。
必然的に、お値打な兄弟機の「360fly HD」の方へ
目が行ってしまいそうですが、両機を比較すると、
それでもやっぱり「4K」の方が魅力的に感じますね。
何と言っても、画質の点で明らかに「4K」の方が優れているし、
音も「4K」はステレオ録音であるのに対し、「HD」はモノラル
録音と劣っています。
また防水性能も、「4K」は
10mなのに「HD 」はわずか1m。
メモリーは内部メモリーのみで、「4K」なら64GB
なのに対し、「HD」は16GBに抑えられています。
レンズを真上から90°横へ向ければ、POVで一般の
アクションカメラと同様な映像が撮れるのも「4K」のみ。
防水・防塵・耐衝撃・耐低温に優れた性能が高い360flyは、
ウェアラブルカメラではなく、アクションカメラと呼ぶに
相応しいカメラと言えるでしょう。
価格さえもう少し安ければ、きっと
ヒット商品になるのでは、と思います。
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