現在、動画を撮るカメラとして主流なのは、ビデオカメラではなく、アクションカメラですね。
しかし、一概にアクションカメラと言っても細かく言えば、本来のアクションカメラの他、ジンバルカメラやVlogカメラもその仲間に分類されます。
同じ動画カメラでありながら、撮れる映像の得意分野が違うんです。
では、あなたの撮りたい動画には、どのカメラが一番使いやすいでしょうか?
今回は得意分野の違いで、あなたに相応しい動画カメラを指南したいと思います。
アクションカメラは頑丈でウェアラブルな撮影が可能

アクションカメラの強みは、衝撃に強く水の中でも撮影ができること。
またボディが小さく軽いことで、ヘルメットやバイク・身体に固定したりと、ウェアラブルな動画作りに活躍します。
それまでビデオカメラではできなかった、アクティブな映像が撮れるんですね。
そんなところから、アクションカメラはウェアラブルカメラとも呼ばれます。
搭載するレンズもビデオカメラと比べ、うんと広角寄りになった設計です。
被写体震度が深いことで、オートフォーカスではなく固定焦点式を採用。
映像にボケ味を生かすことはできませんが、広い視野をカバーできることで、迫力ある動画を撮ることができますよ。
ただ、レンズは基本的に単焦点ですから、光学ズーム撮影はできません。
ズーム機能があるモデルでもデジタル式なので、望遠にすれば画質が低下するし、2倍程度のズームしかできないのがほとんど。
遠くの被写体を引き寄せられないことで、運動会などイベントの撮影には向かないでしょう。

代表的な新しい機種では、DJI Action 6やInsta GO Ultraが挙げられます。
どちらも強力な手振れ補正機能を搭載し、多種の取り付けアタッチメントを用意。
手ぶらで、アクティブな動きの激しい動画を撮ることができます。
特にGO Ultraは、レンズ部分を取り外しマグネットで衣類に固定することで、全く撮っていることを意識しない映像ができるのは、本機の大きな強みと言えるでしょう。
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ジンバルカメラは主役に追従する撮影が得意

ジンバルカメラとは、カメラの手振れ低減に威力を発揮するジンバルに小型カメラを搭載して、これ1台だけで撮影ができるカメラです。
特徴は、レンズ部分が可動することでブレのない安定した映像が撮れるだけでなく、動く被写体を指定して、それを主役にレンズが自動で追従する機能があること。
あなたがVlogを作る際、常に自分を画面の中心に捉えた映像が撮れます。
あなたが画面の中で左右に動いても、どこまでもカメラヘッドが追従するため、主役になり続けられるんですね。
普通ならこんな映像、第三者を使わないと撮れないものが、あなた一人でできてしまうんです。
ただこのために、高度で複雑なメカが必要となるため、衝撃を与えないなど取り扱いに細心の注意が必要。
さらに水にも弱いので、雨の中での使用も厳禁。
アクションカメラと比べると設定がやや難しく、動画撮影に慣れていないユーザーには、思う通りの映像が撮れないこともあるのがデメリットですね。
使いこなしにテクニックが必要なカメラではありますが、上手く使いこなせば一人で撮ったとは思えない、便利な動画を作れるカメラです。

ジンバルカメラで今、大変注目を集めているのが、Insta360 Luna UltraやDJI Osmo Pocket4Pの2つ。
どちらも高性能な被写体追従機能と、夜間でも明るく撮れるナイトモードを搭載。
またそれまでのジンバルカメラと違い、デュアルレンズを搭載して光学ズーム機能を設け、高画質な望遠撮影を可能としています。
デジタルズームも加えると12倍までのズームが可能ですから、これを利用すれば運動会での撮影にも使えそうです。
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Vlogカメラはセンサーが大きくレンズの性能も優秀

Vlogカメラは文字通り、Vlogを撮るために開発されたもの。
デジタルカメラがベースとなっていることで、搭載されるセンサーがアクションカメラやジンバルカメラより大きく、高画質な映像を得ることができます。
ボディがこれらのカメラより大きいのがデメリットですが、逆にこれを生かすべく、レンズも光学的に余裕を持ったものが使われています。
特に上級機は、ミラーレスカメラのようにレンズ交換ができるので、広角から望遠まで幅広い画角のレンズが選べます。
ならば、写真を主に撮るミラーレスカメラと同じでは?と思う方もいるでしょう。
しかし、操作系が動画が撮りやすいインターフェイスになっていたり、パワーズームレンズをラインナップしボディ側でズーム操作が可能など、動画優先の仕様になっているんです。
もちろんVlogカメラは写真撮影も苦手ではなく、動画も撮るけど写真も撮りたいユーザーにも重宝するカメラと言えます。
望遠レンズを使えば、遠くの人物も間近に引き寄せられますよ。
その代わり最大のデメリットとして、全体的に大きく重量があることで、アクティブな動画作品には向きません。
手持ちでの撮影では手振れ補正が追いつかないので、滑らかな動きの映像を得るには、別途にジンバルを用意する必要があります。
ですが、画質最優先で動画も写真も撮りたいユーザーには、打って付けのカメラです。
その中でおすすめなのは、レンズ交換式のSONY VLOGCAM ZV-E10Ⅱやレンズ一体型のCanon PowerShot V1。
ZV-E10Ⅱは、センサーがAPS-Cと大型の高画質仕様で、アクションカメラやジンバルカメラでは及ばないキレイな動画作品が作れます。
パワーズームキットを選べばスムーズで滑らかなズームが楽しめるでしょう。
またPowerShot V1は、ボディとレンズが一体となっていることで、コンパクトデジカメと同等の小型軽量を実現。
搭載するレンズはフルサイズ換算17~52mmと、自撮りにはちょうど良い画角で背景も広く写せるんです。
Vlogカメラで特に機動性を重視するなら、本機の方が一枚上手です。
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まとめ

アクションカメラ・ジンバルカメラ・Vlogカメラ、これらはどれを選んでも優れた動画を作ることができ、とても便利です。
ですが、それぞれ得意な部分・不得手な部分があり、あなたが撮りたい動画により、特徴を良く見据えた選択をしないといけません。

これら3種類のカメラの中で、今まで見たことのない迫力ある動画作りをしたいなら、ラフに扱っても見栄えのする映像が撮れるアクションカメラがおすすめ。
広い画角のレンズを採用していることで、あまりフレーミングを気にする必要がなく、撮影に失敗する確率が少ないです。
最近の機種は、センサーが小さいながらも高画質化が進んでいるし、手振れ補正機能が強力なものも多く、見苦しい映像になりにくいのもおすすめポイント。
数あるマウントを使い固定させることで、ウェアラブルな撮り方ができるのは、とても大きなメリットと言えます。
シューティンググリップを使えばVlog撮影にも使えるので、動画初心者はまずはこのカメラから始めると良いでしょう。

ジンバルカメラはアクションシーンには不向きですが、狙った被写体を自動でレンズが追い続けるので、第三者が撮ったような不思議な映像が撮れるのが魅力。
本来ジンバルをベースに作られているので、揺れのない滑らかな映像が得られるのは、アクションカメラとはまた違った楽しさを味わえるでしょう。
マルチレンズを搭載して、光学ズームが可能になったモデルが登場したのも、無視できません。
ただし、構造が複雑で取り扱いに慣れが必要なところは、動画初心者には少し敷居の高さを感じるかも知れませんね。
衝撃や水に弱いことで、故障しやすい点も認識しないといけないカメラでもあります。

画質の良さを最優先に考えるなら、Vlogカメラを使うのが賢明です。
アクションカメラやジンバルカメラよりボディが大きくなりますが、搭載するセンサーが大きいことは高画質化には有利な要素。
それに合わせるようにレンズも高性能なので、トータルで画質の良い映像が得られるのです。
手振れに関しては不利なので、十分に安定した映像とするには、ジンバルの使用を考慮しないといけないのはマイナス点ですね。
Vlogを撮るために開発されたカメラとは言え、ベースはコンパクトカメラやミラーレスカメラなので、写真撮りも得意。
動画も撮るけど写真も撮りたいなと考えるユーザーには、ふさわしいカメラになるでしょう。



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