スマートフォンのカメラ性能が向上して、誰もが手軽に高品質な写真や動画を撮れる時代です。
撮ったデータは、すぐにネットで発信できますしね。
それなのに、アクションカメラ・ウェアラブルカメラが、なぜ今も多くのユーザーに選ばれ続けているのでしょうか?
この記事では、「アクションカメラが相応しいおすすめな人」の特徴や、ライフスタイルを4つのタイプに分けて解説します。
もしかしたら、あなたの撮影スタイルにピッタリ合うかも知れませんよ。
アウトドア好きで、アクティブなライフスタイルを送っている人
アクションカメラが最も力を発揮するのは、やはり「動きのあるシーン」。
登山・キャンプ・スノーボード・サイクリング・ダイビングなど、アクティブなアウトドアシーンでの撮影にはうってつけです。
では、どうしてスマホでは不十分なのでしょうか?
スマホでも確かに動画は撮れますが、衝撃に弱く、防水性や固定性も乏しい。
特に、手がふさがるようなシーン(クライミング中、サーフィン中など)では、ヘルメットや胸部に固定できるアタッチメントが豊富なアクションカメラが圧倒的に有利です。
GoPro HEROやDJI Osmo Actionなどの最新モデルは、防水・耐衝撃・小型軽量と、ハードな環境下でも信頼して使える仕様となっています。
次にアクションカメラの特筆すべき点として、手ぶれ補正が革命的に進化しています。
手持ちで走って撮影しても、ジンバルを使ったような滑らかな映像が得られます。
山道や自転車での激しい揺れも驚くほど軽減され、視聴者にとっても快適な動画体験ができますよ。
旅行先で「その場の臨場感」をしっかり残したい人
旅行中の景色やアクティビティを、その場の雰囲気ごと記録したいと考える人にも、アクションカメラは非常におすすめです。
ここでは、撮影専用機としての特徴を述べてみましょう。
広角レンズで世界が広がる
アクションカメラの特徴の一つが、まずは「超広角レンズ」でしょう。
スマートフォンよりも広い範囲を一度に捉えることができるので、観光地の壮大な風景や、仲間との集合写真も1ショットでOK。
背景をしっかり写し込みたい人にはうってつけですよね。
小型で目立たず、気軽に撮影できる
旅行中は、荷物をできるだけ減らしたいもの。
アクションカメラは非常に小さく軽量となっており、機種によってはポケットに収まるサイズのものもあります。
また、スマホのように「撮ってますよ」感がないので、自然体の映像を撮りたい人にも向いています。
観光地でのVlogを撮りたい人や、旅の思い出を映像/写真で残したい人にはベストパートナーとなるに違いありません。
SNSやYouTubeで発信をしている・これからしたいと思っている人
アクションカメラは、動画クリエイターの入門機材としても非常に人気です。
SNSやYouTubeでの発信を視野に入れている人は、ぜひ一度アクションカメラの可能性を検討してみましょう。
Vlog撮影に最適
Vlog製作では、移動しながら自分を撮影するスタイルが多く見られます。
アクションカメラは超広角レンズ搭載で自撮りがしやすく、軽いことから手持ちでの長時間の撮影も苦になりません。
特に、音声録音の質が新型機になるほど向上している点もポイント。
外付けマイクにも対応しているモデルが増えており、風切り音のない、よりクリアな音声を収録可能です。
編集のしやすさもメリット
多くのモデルでは、自動でハイライトを作成するアプリや、スマホとの連携機能を備えており、編集初心者でもすぐにSNS投稿用の動画を作ることができます。
コンテンツ制作を効率化したい人や、クオリティを求めつつもシンプルな操作で使いたい人には非常にマッチします。
家族との日常を自然体で残したい人
子どもの成長記録やペットとの日常、家族でのレジャーの様子など、「かけがえのない瞬間」を自然な形で撮りたい人。
こんな方にも、アクションカメラはおすすめです。
子どもやペットの動きに強い
子どもやペットは、カメラの前では、なかなかじっとしてくれませんよね。
そんな中で、スマホだと画面を見ながら構図を決める必要があり、決定的瞬間を逃すこともしばしばあります。
その点アクションカメラなら、マウントを使って固定しておけば自動で広範囲を記録できるものがあり、自然な動きを逃しません。
しかも耐久性が高いので、万が一落としても壊れにくく安心です。
水場でも活躍
夏のプール・海・雨の日のお出掛けなど、スマホだと少し不安な場面でもアクションカメラなら安心です。
子どもと一緒に水遊びをしながら動画を撮ったり、水中の様子を記録したりと、日常の幅が大きく広がります。
ほとんどのモデルがそのまま水に浸けたり、または防水ケースを装着することで、安心して水中でも撮影できるのは本当に重宝しますからね。
まとめ:あなたの撮影スタイルに合うかどうかチェックしてみよう
アクションカメラは、単なる「アクティブな人向けガジェット」ではありません。
「ハードなアウトドア派で世界中を旅して記録したい人」「SNSやYouTubeで自分の姿を発信したい人」「今しかない家族との何気ない時間を残したい人」など、多様なニーズに応えることができます。
特に、軽量・防水・手ぶれ補正・広角レンズという4つの強みは、スマホカメラとは比べものにはならない可能性を提供してくれます。
ただし、注意したいデメリットもあります。
それは小型ボディであるがゆえに、望遠撮影が苦手なことです。
望遠撮影するには大きなズームレンズが必要なのですが、これがないので、運動会でお子さんの顔をアップして捉えたいと思うと、デジタルズーム機能に頼るしかありません。
これは画質の低下を伴うので、あまりおすすめできないんですね。
なのでこの時ばかりは思い切って、ハンディビデオカメラを使うことを考えましょう。
アクションカメラと比較すると多少大きく重いのですが、遠くにあるものを近くに引き寄せる能力はバツグンです。
最後に、「どんなシーンを撮りたいのか?」「どんな風に残したいのか?」を考えた時、もし、あなたの答えがアクションカメラの強みとマッチするのであれば、それはもう “アクションカメラを選ぶべき人” かも知れませんよ。
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