家で犬を飼っているんだけど、昼間は仕事で部屋を空っぽにしている飼い主さんは、意外に多いと聞きます。
室内をワンちゃんだけにしてしまった時、そこでいったい何をしているのか。
あなたが飼い主なら、気になって仕方がないのではありませんか?
そんな方の不安な気持ちを、少しでも和らげてくれるペットカメラの存在が今、巷で話題になっているようです。
室内に置いたカメラで彼らを映し出し、いつでもスマホの画面で、現在の様子を伺えると言うものなんですね。
ペットカメラはすでに色々なメーカーから発売され、種類も多数出ており、まるでアクションカメラのような人気ぶり。
あらゆるモデルの中で、犬に特化したあるペットカメラがおすすめです。
そのカメラとは「Furbo(ファーボ)ドッグカメラ」と言う商品。
犬の習性をAIが認識し、飼っているワンちゃんを見守ってくれるライブカメラです。
今回はこの犬に特化したペットカメラ、Furboドッグカメラとはどんなカメラなのかユーザーレビューも交え、その評判と魅力をお伝えしようと思います。
ペットカメラが留守宅のペットの見守りに相応しい理由とは?
「うちの犬や猫が家にひとりでいる時、いったい何をしているんだろう」と、飼い主が気にかけると言う話は随分以前からありました。
そのため、家庭用ビデオカメラが登場してからは、三脚にカメラをセットしてそっと録画し、後から確認するなんてしていましたね。
ビデオカメラからアクションカメラが主流になってからは、小型のボディを生かして複数のカメラをセットして、多方向からペットの姿を撮る方も現れました。
これらにより、普段では見られない彼らの行動を知れるようになったのです。
でも、どちらも見れるのはあくまで過去の記録であって、生の彼らの姿を見ている訳ではありません。
それよりも昼間に家を空けてしまう飼い主さんは、面倒を見てくれる人がいない時間帯のペットの姿が、非常に気になっているんです。
つまり欲しいのは、生の姿をリアルタイムで映してくれるライブ映像なんですね。
それを実現してくれるのが、ペットカメラと言うことになります。
カメラが映し出した映像をアップロードするネット回線と、手元で見ることができるPCやスマホがあればそれが実現するんです。
多くのペットカメラはWi-Fi機能を持っています。
ペットの今が分かれば、もし体調に異変があったり家の中に変化があっても、すぐに対応しやすいと言う訳です。
飼い主さんの、そんなペットを大事にする気持ちに応えたカメラの1つが、Furboドッグカメラかも知れません。
Furboドッグカメラの特徴とその魅力とは?
まずはメーカーTomofun提供の動画で、Furboドッグカメラの商品概要をご覧下さい。
これで、本機のおおよその内容を把握できると思います。
Furboドッグカメラが他のペットカメラと違うのは、160度と言うかなり広角なレンズを搭載して、スマホの操作でカメラを水平に360度回転させるなど遠隔操作できること。
カメラ自体は高画質な映像を提供するために、フルHD200画素のセンサーを搭載しています。
スマホに映し出された映像は、画面上のボタン操作で写真を撮ったり、動画として録画して保存することができますよ。
動画は1回のシャッターで1分間記録が可能。
また広角レンズのために、ワンちゃんが小さくしか見えない場合は、4倍デジタルズームで大きく拡大することができます。
これらの機能のおかげでカメラの死角に入って、ペットが隠れて見えないことが少なくなっています。
これに加え、本機には自動追尾機能が付いており、ワンちゃんが部屋中を動き回っても、カメラが自動的に追って行くんです。
飼い主さんが、いちいちスマホで追う手間がありません。
また夜間に、家を留守にしなければならない場合もあるでしょう。
そんな時は、当然部屋の中は真暗。
この状況下でも、本機は自動的に暗視モードに切り替わって、暗闇の中でのペットの様子を確認することができます。
しかも暗闇の中で少しでも光があれば、カラー暗視モードになるので、色の着いたリアルな映像で見ることができるのが嬉しいですね。
面白いのは映像と一緒に音がスマホに聞こえるだけでなく、逆にこちらから本機に向けて、飼い主さんの声を発信できること。
つまり飼い主さんとワンちゃんとの間で、本機を通してコミュニケーションができる訳ですね。
加えてリモコン操作で、粒状のおやつを本機から飛ばしてワンちゃんに与えられます。
声とおやつの2つの方法で、家で寂しがるペットを和ませる本機が、普通のペットカメラと違うことがお分かりになったでしょう。
Furboドッグカメラは猫には使えない?
ペットカメラの中でも、Furboドッグカメラは名前の示す通り、ワンちゃんの留守番用に特化した見守りカメラです。
では本機は犬用ではなく、猫用としては使えないのでしょうか?
本機が犬に特化している根拠と言うのは、いくつかの機能にあります。
まずは、ワンちゃんがぐずってワンワン吠えたら、マイクがそれをすかさずキャッチして、すぐにスマホへ通知する機能があること。
ペット側から何らかの呼びかけがあったら、すぐにあなたがそれに反応して相手ができるのです。
おやつを飛ばしてコミュニケーションができるのも、犬の習性を生かした機能と言えるでしょう。
さらに1ヶ月798円(税込)のオプションで、Furboドッグシッターと言う機能をプラスすれば、留守でも愛犬とさらに身近になれるのもその根拠の1つ。
これを利用することで愛犬の1日の行動を、自動的に60秒のタイムラプスの日記にして、クラウドの動画にしてくれます。
また1日の中で面白い行動を自動的に抽出、15秒のハイライト映像として、これもクラウドの動画で見せてくれるんですね。
これだけでも魅力なのですが、ワンちゃんが威嚇する声や遠吠えなどで家の異変をキャッチ、直ちにスマホへ警告を入れるサービスもありますよ。
その他にも色々と、犬の行動に習ったサービスが多いところが、本機をドッグカメラと呼ぶゆえんと言えるでしょう。
ただFurboドッグシッターは前述のようにオプションですし、本機はそもそも家で飼うペットを見守るアイテムとして開発されたものです。
名前そのものはドッグカメラですが、猫には不向きとはメーカーはどこにも述べてはいません。
犬の習性を利用した機能にこだわらないのであれば、猫用のキャットカメラとしても使えることでしょう。
本機のデザインや、ペットカメラとしての機能が気に入ったなら、猫愛好家にも受け入れられるに違いないと思います。
では次に、実際にFurboドッグカメラを愛用している飼い主さんは、本機にどんな感想を持っているのでしょうか?
いくつかレビューを集めてみましたので、次項でご覧いただきましょう。
Furboドッグカメラのユーザーレビュー
★「高齢犬一匹での留守番は心配だ。吠えたり動いたりする度に知らせがあり、必要に応じてアプリを立ち上げて様子を見ている。また人の動きを感知しても知らせが来るので、一人暮らしの高齢者等にも活用できる。デザインもスタイリッシュで、ドッグフード入れの蓋もお洒落だ。」
★「家族で1つのアカウントを共有できる。可愛いシーンは写真撮影・録画ができる。購入から数日後、有料プランのお試しが始まる。自動追尾で追いかけ続けるので犬が怯えてしまうが、切って使用すれば動いた時・吠えた時・こっちを見た時に勝手に録画してくれる。仕事の合間に確認出来るのがすごく癒される。」
★「とても面白いし映像も綺麗だけど、アプリの色々な機能(Furboドッグシッターのこと)が有料だ。有料とは最初気が付かなかったのでショックだ。しかも月額料金が結構高い。本体の金額も高いのに・・・。カメラは上下にも動くと良かったなあ。餌が飛び散りやすいので、そこも改良してほしい。なぜか上にも飛ぶので、棚とかに乗ってしまって取れず虫がわきそうだ。それから我が家の犬はFurbo警備員をはじめた。誰かが近付くとうなる。とてもかわいい。」
★「猫に購入。すごく奇麗に見れてびっくりした。おやつが入っていることに気がついて引っ掻いたりしたみたいだが、今のところ傷がついたりすることもない。購入して良かった。」
Furboドッグカメラの評価
昔と違い、一軒家で何世代もの家族が住むことが減り、今はマンションなど集合住宅に少人数で住む家庭が増えました。
もしこの家庭がペットを飼うのなら、必然的に部屋の中で飼うことになりますよね?
それでも、誰か常に面倒を見れる状況にあれば良いですが、夫婦二人きりとか一人住まいだと、どうしても部屋の中はペットだけになる機会も多いでしょう。
するとその間、飼い主さんはとても心配でどうしようもないハズです。
そこで、最近になりペットカメラが注目されている訳ですが、Furboドッグカメラは犬に特化することで、愛犬家の色々な要求に応えています。
犬の習性に合った餌やり機能や、鳴き声を分析してそれに応じたメッセージをアプリに通知する機能がそれにあたるでしょう。
単に監視カメラのような定点カメラだと、ワンちゃんの姿を追い切れずにガッカリして、これでは購入した意味がありません。
その点本機は、360度にカメラが回転することで追従範囲を広くし、少し離れても見失うことがないので、飼い主さんの満足度を上げています。
さらに高画質な映像で監視できるのも、他機と比べて魅力が高いと言えるでしょう。
ただ、多機能で高性能な仕様にしたことでやや価格が高いし、機能の全てを利用しようとすれば、さらに追加料金が発生する点に悩むだろうと思います。
追加機能のFurboドッグシッターは、確かに魅力あるサービスではあります。
しかし本機内の機能だけでも、自分で写真や動画も作成できるし、あえて追加機能を付けるまでもないのでは?と思います。
家で大事なペットを飼っていて、Wi-Fi機能を備えているご家庭なら、ペットだけでなく家の治安も守ってくれる意味で、本機を備えるのは十分アリと言って良いでしょうね。
これはペットが犬だけでなく、猫であっても同じなのではないでしょうか。
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