『DJI Osmo Action 4』アクションカメラ レビュー評価:熱暴走に強く買うならアドベンチャーコンボがおすすめ!

 

アクションカメラの人気ブランドとして、GoPro・DJI・Insta360の3つが、代表として挙げられると思います。

この中でDJIOsmoシリーズが、GoProぽいデザインと使い勝手の良さ、そして熱暴走に強いと評判ですね。

そのOsmoシリーズに、新型の「Osmo Action 4」が登場しました。

 

Osmo Action 3とソックリの姿で現れた本機は、どこが進化したのかとても興味があるところです。

今回は、このOsmo Action 4Osmo Action 3と比較しながら、ユーザーレビューも加えた上でレビュー評価してみましょう。




DJI Osmo Action 4はOsmo Action 3と比べ何が違う?

 

Osmo Action 4とOsmo Action 3

 

Osmo Action 4(以下4)はOsmo Action 3(以下3)と比べ、70.5x44.2x32.8㎜・重量145gとサイズは全く同じ。

ボディの色は、4がやや濃いグレーに変更されています。

 

レンズは画角155度と一緒だし、手振れ補正機能も内容はほぼ同じ。

動画解像度も若干変更されたものの、まあ画質に関わるほどの変化はありません。

 

バッテリーも1770mAhと容量は一緒で、両機共通しています。

3は従来のアクションカメラより熱暴走に強く、途中で撮影が止まらないことで話題になりましたが、4でもそのメリットを受け継いでいます。

 

 

ただボディはカタチそのものは一緒でも、気密性は向上したようです。

防水ケースなしで、3は水深16mまで耐えるのに対し、4は18mまで耐えられるようになりました。

 

では3と比較して、4が最も進化した部分はどこなんでしょうか?

それはセンサーサイズの大型化です。

 

 

3は1/1.7インチであるのに対し、4は1/1.3とひと回り大きくなったんですね。

それに伴い、レンズの大きさも変更されています。

センサーを大きくした目的は、夜間での解像度の向上のため

 

一般的にアクションカメラは、極力ボディを小さくするため、どうしても小形のものを採用する傾向にあります。

そのため、大型センサーを搭載するミラーレスカメラ等と比較すると、夜間の描写があいまいになりがち。

 

とは言え数年前のものと比べれば、どのメーカーの製品もエンジン性能がアップして、現在は随分とクリアになりました。

それでも手っ取り早く解像度を良くするには、センサーの大型化が最も効果的です。

そこで本機Osmo Action 4は、これまでのボディサイズを踏襲しながら、大型化が可能だった1/1.3インチを採用したのでしょう。

 

ではここで、Osmo Action 4Osmo Action 3の、夜間撮影での写り具合を比較してみましょう。

まず初めに4からご覧いただいて、次に3をご覧いただきたいと思います。

 


協力 GIGAZINE(ギガジン)さん

 


協力 たてさん MrTateさん

 

いかがでしょうか。

そもそも3も画質は良いので、大きな画質の向上は感じませんが、シャドー部分を良く見ると4の方がシャドーのつぶれが少なく、ディティールがクリアに表現されていると思いませんか?

 

全域に渡り4の方が解像度が高くなっていて、ポロンとした感じが弱くなっている気がするはずです。

これなら夜間でも、何とかVlog撮影ができそうですね。

 

次に、実際にOsmo Action 4を愛用しているユーザーの皆さんは、本機にどんな印象を持っているでしょうか。

いくつかユーザーレビューを集めましたので、次の頁でご覧になってみて下さい。

 

DJI Osmo Action 4のユーザーレビュー

 

★「画質はとても奇麗に撮れると思う。特に暗所が良くなっている。操作性としてタッチ操作はサクサクできる。設定はおまかせ自動でやっている。バッテリー、これが購入した一番の理由。4K撮影でも熱停止する事がないのは嬉しい。Action2で車載撮影していると直ぐに切れてしまうけど、4は切れた事がない。なんなら電源落とし忘れて放置していたら、バッテリーが尽きるまで撮影されてた。音質は聞こえ方には好みもあるだろうが、聞こえにくいことはない。とにかく長時間の撮影が可能なことが助かる。」

★「画質は意外にも綺麗。4Kじゃなくてもいいかも。手振れ補正は最高。設定によって違うけどね。画質設定や画角設定も関係してくるが、水平維持してくれる。タッチパネルが使いやすい。ほぼオートで撮っている。バッテリーは、アドベンチャーコンボなら三個あるので心配なし。持ち自体は短いかも。画面オフにしていないし、Wi-Fiでファイル送るのに結構消費するような気がする。」

★「バイク撮影には難あり。動画的には問題ないがバイクの撮影では以前の評価にもあったが、電源と撮影のスイッチが硬く、運転中での片手による電源と撮影のスイッチが重く硬く本当に使いにくい。購入するならやはりGoProなのかなー。」

★「前作から暗所撮影の鮮明度が進化した。それくらいしか3から大きな変化はない。バッテリーや付属の備品は、前作から流用できるのは嬉しい。ただライバルメーカーの機種に比べて、黒つぶれや白飛びする。専用の動画ソフトで編集すると問題はないが、撮ったそのままの良さがないのは惜しい。」

★「アクションカメラ系は持っておらず、動画はスマホで行っていたが、流石専用機といった印象だ。スマホにアプリをダウンロードし連動させて使用するが、取説が苦手な方や初心者にも、使い方の動画などが充実しており、初めてのアクションカメラ導入にも親切だった。」

 

DJI Osmo Action 4の評価

 

 

以上の記述を踏まえ、ここからは私がOsmo Action 4の評価をしてみましょう。

本機をOsmo Action 3と比較してみると、結論としては、それほど大きな進化はないと思います。

 

そもそもOsmo Action 3でも、アクションカメラとしてかなりの完成度を見せており、他メーカーのフラッグシップ機と比べても、かなり画質は良いと言えるものでした。

手振れ補正機能のRock Steady3.0 にしろ、水平維持機能のHorizon Balancingにしろ、どちらもとても優れており、別途にジンバルを購入するなど不要なくらいです。

熱暴走で撮影が止まってしまうことへの対策も、一連のGoProシリーズより、出来の良いものになっています。

 

 

では、Osmo Action 3にないOsmo Action 4の魅力は?と言えば、すでに述べたように、それは暗いところでの解像度の向上でしょう。

アクションカメラでもVlogに使われることがあり、夜の撮影なんかに駆り出される機会が多くなっています。

少しでも夜の風景がクリアに写せるものであれば、やっぱりファンからは注目されますからね。

 

それとDJI製品全体に言える魅力として、細かい設定をしなくても、オートで撮影したままキレイな映像を提供してくれるのも見逃せません。

また本機はアプリを介して操作を行えば、ベテランでなくても、初心者でもそこそこ高度な映像が撮れてしまうんですね。

これも嬉しい要素となるでしょう。

 

 

さて今回のOsmo Action 4は、購入するにあたり色々なオプションセットがあり、スタンダードコンボをベースに10種類のコンボが揃っています。

この中で、初めてDJIのアクションカメラを手にする人に取って、最もお買い得なのはアドベンチャーコンボです。

 

基本的な付属品のほかに、バッテリーが2個増えて3個となり、充電に便利な多機能バッテリーケース、そして手持ち撮影に便利な延長ロッドが追加されます。

このコンボさえ手にすれば、基本的なアクションシーンだけでなく、Vlog撮影にも十分活用できることでしょう。

アクションカメラと言えば、どうしてもまずGoPro HERO 11 BlackHERO12 Blackを思い浮かべますが、やや本機の方が価格的に安いこともあり、魅力は同様に大きいです。

どちらを選ぶか悩むところですが、オート撮影に任せたい気持ちが大きいなら、DJIの方を選択するのもアリかも知れませんね。

 

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または

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