『Lumix DC-G100V-K』レビュー:Vlogに最適な標準ズームキットミラーレスと言うのは本当?

 

You Tubeなど動画サイトを見ていると、本当に多くなったなぁと思うのが、You TuberやVloggerの皆さんのページです。

旅行記やイベントの記録、また色んな商品のレビューなど、様々な内容のものが盛りだくさんですね。

 

皆さん基本的にアマチュアでありながら、カメラなどの機材や編集ソフトを駆使して、プロ顔負けの完成度のものばかり。

特に最近は、動画サイト作りにピッタリなカメラが増えたことが、大きな要因だと言えるでしょう。

 

そしてまた、動画作りに相応しいカメラが登場しました。

それがパナソニックの「Lumix DC-G100V-K」です。

 

デザインは一般のミラーレスカメラそのものですが、動画製作に便利な機能がいくつも搭載されているんですね。

今回はこのDC-G100V-Kが、映像作りにどれほど向いているカメラなのか、ユーザーレビューを参考にしながら検証し、評価してみたいと思います。




 

Lumix DC-G100V-Kの特徴と他モデルとの比較

 

 

DC-G100V-Kは、パッと見は普通のレンズ交換式ミラーレスカメラです。

マイクロフォーサーズマウント一眼ですから、ベースはデジタルスチルカメラと言うことになります。

 

それを動画撮りをたやすくするための工夫が、あらゆる機能などに詰め込まれているのです。

まずは何と言っても、ミラーレスとしては圧倒的に小さなボディと重量です。

 

本機は、並みのコンパクトデジタルカメラ程度のサイズ。

レンズ交換式モデルとしては、最小の大きさになります。

 

重量は、付属のレンズ(35mmカメラ換算で24~64mm)とバッテリー込みで約412g。

さすがにこれはコンデジと同等とはいきませんが、ミラーレスカメラとしては最軽量の類に入ります。

 

同じような用途に作られたSONY ZV-1とは、約294と重量では大きく負けていますが、同機はレンズ交換式ではないので、ハンディを付ければ本機は不利ではないでしょう。

とにかく動画をアクティブに撮るには、重量は最重要な要素ですからね。

 

また動画ページを作る上で必要な機能と言えば、ストレスなく自撮りができる機能でしょう。

そのために、背面にある液晶モニターをくるりと反転させれば、自分の顔をしっかりモニターできます。

 

 

モニターを自分の方に向けるだけで、電源がONになりますから、散歩の途中でも思い立ったらすぐに撮影体制に入れますよ。

しかも撮影中はモニターの周囲が赤く光るので、カメラが回っているかどうかが、一目で分かるのが何ともありがたいです。

動画を撮る時って、撮影直前にはモニターはONになっていますから、今撮影中なのか待機中なのか確認しにくいので、とても便利な機能だと思いますね。

 

 

そしてもう1つ便利なのが、三脚穴に差し込んで使うトライポッドグリップ

手で握って本体を保持するだけでなく、ミニ三脚としても使えます。

 

 

グリップには写真を撮る時のシャッターボタンと、動画を撮る時のシャッターボタン、またカメラのバッテリーの消費を減らすスリープボタンも装備しています。

グリップそのものはバッテリーを必要とせず軽量ですが、本機とケーブルで接続しないといけない点が少々難点ですね。

ちなみにトライポッドグリップが必要ではない方には、これを省いたモデル(DC-G100K)もありますよ。

 

さらに面白いのが、OZO(オゾ)オーディオと呼ばれる音声録音モード。

本機は複数のマイクをボディに内蔵して、状況に応じて前方のマイクや後方のマイクに切り替えて使ったり、全てのマイクを使ってサラウンド録音したりできます。

 

これらの切り替えは、手動でも自動でも可能です。

音の臨場感作りにもこだわった撮影を楽しめますね。

 

それから歩きながらの撮影で気になるのは、手振れでしょう。

DC-G100V-Kはボディ内にある手振れ補正機能に、レンズにある手振れ補正機能もプラス、5軸ハイブリッド手振れ補正として、動画を見る人の画面酔いを防いでくれます。

 

本機は4K30fpsの高画質で映像を撮影できますが、この高画質をしっかりと手振れ補正機能がアシストしてくれます。

スローモーションやクイックモーションも、ダイヤルスイッチにS&Q専用ポジションを設け、素早く切り替えて設定ができるんです。

 

 

高性能なのは、動画だけではありません。

静止画(写真)は2030万画素で4Kフォトを撮ることができ、368万ドットのEVFを使って自然な姿勢で撮影を楽しめます。

 

一般のミラーレスカメラと同じように、プログラムAE/絞り優先AE/シャッター優先AEがあり、動画も静止画も高度な撮影を可能にしました。

ではここで、あるユーザーが本機を使い撮影した、風景動画をご覧いただきましょう。

4K24fpsで撮られた、高画質映像を堪能してみて下さい。

 


協力 CyberPhoto ABさん

 

次に、実際に使用しているユーザーの皆さんは、DC-G100V-Kにどんな感想を持っているのでしょうか?

いくつかレビューを覗いて検証してみましょう。

そして最後に、私が評価をしてみたいと思います。

 

Lumix DC-G100V-Kのユーザーレビュー

 

★「Vlogカメラだが、静止画も綺麗に撮れるところが良い。マイクロフォーサーズフォーマットなりのノイズ加減と解像度だ。キットレンズも割と良く写り色乗りも悪くない!ただファインダーの解像度は良いのだが、見易いファインダーではなく角度によって左右が若干樽型に歪む。これからどんどん使っていこうと思う!」

★「コンデジみたいに思われがちだが、見た目でミラーレスとはっきりわかる。録画ボタンが目立つこと、マイク端子がバリアングルモニターに接触しないように考慮されているなど優秀だ。画質はまずまずというところ。SONY機からの買い増しだが満足だ。バッテリーの持ちはかなり悪い。動画用として使う場合、8時間ほど使う場合は必ず予備バッテリーを使うことをおすすめする。携帯性は軽く持ちやすい。マイク性能がめちゃくちゃ良くなっていること。ビデオ向けではあるが、ファインダーがしっかりしていること。LUMIXの水平マーカーがあること。なかなか良いのではないか?」

★「新製品のレビュー記事やカタログを見て購入した。以前にもM4/3はPanasonic製だったので、製品には信頼と期待を持って購入した。しかし、詳細なPDFファイルの取説をダウンロードして読んで愕然!4K動画は連続撮影10分で停止する仕様。HDでも29分59秒の制限がある。しかもレンズ交換式の一眼カメラで、かつLumixGシリーズでありながら、本機に限ってセンサークリーニング機能がない!ショックだった。」

★「勝手にミラーレス一眼とコンデジの、良いとこ取りな機種をイメージしていたが、そんなことは無く、しっかりとミラーレス一眼だった。ミラーレス一眼としては軽量コンパクトだが、コンデジっぽく気軽に使うには大きく重い。普段の鞄に適当に突っ込む訳にもいかず、カメラ用の鞄か嵩張るケースが必要なのが持ち歩き面でツライ所。また運用面についても一眼特有の僅かな手間が積み重なって出先では面倒だ。ケース・キャップ・レンズ出し、グリップ有りならMicroUSB接続、この一連の流れが気軽と思えなかった。Vlog動画がウリの機種ではあるが、4K・FHD共に動画性能に強い印象は感じなかった。特に手振れ補正。クロップがキツイ割にイマイチ。また写真の方もレンズの影響か、クッキリ系ではなく甘さがある。ミラーレス一眼としてはパッとせず、高級コンデジにも及ばない。動画(Vlog)・写真のどちらにも寄っていない気がする。」

 

Lumix DC-G100V-Kの評価

 

DC-G100V-Kが登場した時には、私はミラーレス一眼でVlogだって?と少々驚いたものでした。

確かに最近はテレビ番組や映画製作にも、レンズ交換式の一眼レフカメラが使われたりします。

 

しかし本来この手のカメラは、写真を撮るのが主な使い道。

旅に出て良い被写体を見つけたら、スイッチを入れあれこれ設定して動画撮影云々と言うのは、やはりちょっと手間な気がするのです。

 

本機はミラーレス一眼カメラでも、コンデジに近い扱いやすさがあるので、フルサイズ一眼レフカメラと比べれば、気軽に動画撮影できるとは感じます。

またセンサーサイズが大きいだけに、一般のアクションカメラと思うと、画質だって当然ながら優秀です。

 

しかし、Vlogは野外で撮影することが多く、雨やホコリなどの環境によって、機材に悪影響を与えることも多いでしょう。

レンズも、できるだけ広角のものが求められる傾向にあります。

 

これらの条件に叶うのは、デジカメタイプのモデルよりも、アクションカメラのモデルではないかと思うんですね。

例えば本機には防水・防塵機能はなく、GoProやDJIのような耐衝撃ボディも持ってはいません。

 

レンズにしても、本機に付属するズームレンズの最広角は、35㎜カメラ換算で24㎜。

Vloggerは、自撮りなどに18㎜以下のものを求めます。

 

ボディの大きさや重量の点でも、アクションカメラの方が有利なんです。

 

アクションカメラが得意とする、360度撮影・タイムラプス撮影も楽だし、また手振れ補正機能に関しても、やはりこちらの方が能力は上。

それを考慮すると、SONY ZV-1も含めDC-G100V-Kが、本当にVlog撮影に向いているのか私は疑問に思います。

とは言えカメラの絶対性能では、本機は紛れもなく優秀ですよね。

 

なのでVlog撮影よりも、室内で商品レビューなど行う、You Tuberに向いた用途に相応しいのではないでしょうか?

天候に恵まれた日の使用に限定し、多少の機材増や重量増にユーザーが耐えらるのなら、何の異論もありません。

 

ただ機動性を考えるとデジカメタイプの本機は、Vlog撮影には不利になることが多いことでしょう。

その点をわきまえた上でDC-G100V-Kを選ぶなら、より高品質な動画を製作できるカメラとして、Vloggerのあなたに本機をおすすめしましょう。

 

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