『バイク用アクションカメラおすすめ3選』ツーリング撮影に適したモデル2023~2024年版

 

バイクでツーリングを楽しむ人なら、その様子を、映像に残したいと思うことがあるんじゃないでしょうか?

思い出を記憶にとどめておくだけでなく、ちゃんと記録しておいて後から振り返るのも、きっと楽しいに違いありません。

 

ならばアクションカメラを使い、動画で残すのが良い訳ですが、機種によって機能や使い勝手が違うことで、格好良い作品になったりイマイチな作品になったりするもの。

そこで今回は満足な動画作りのために、バイクツーリングに適したモデルを3機種厳選して、あなたの思い出を盛り上げるお手伝いをいたしましょう。




 

バイクツーリングに求められるアクションカメラの条件とは?

 

 

アクションカメラは機動性が高いので、ぶっちゃけどんなモデルでも、バイクの走行風景を撮影することは可能です。

ですが、例えばカメラをヘルメットに装着すると考えるなら、ライダーの首への負担を少なくするために、できるだけ小形ボディのものでないといけません。

 

 

それと空気抵抗を減らすために、スリムなデザインの方が有利だし、その方が見た目にもカッコ良いですよね?

画質の良さも重要なので、4Kに対応したモデルを選びたいし、センサーも少しでも大きいものを搭載した方が有利となるでしょう。

 

それと安定した画面を得るための、手振れ補正機能の有無も無視できません。

手振れ補正のないモデルだと画面が安定せず、見る人が酔っぱらってしまい、作品の魅力が半減してしまいます。

 

画質が良くなれば、音質にもこだわりたくなるでしょう。

バイク走行時、内蔵マイクを使うと気になるのが、耳に不快な風切り音です。

これを防ぐにはウインドジャマー(風防)を付けた、外部マイクを使うのが効果的。

この外部マイクが使えるモデルを、ぜひ選びたいものです。

外部マイクはヘルメット内部など、風が当たらない場所にセットすることで、クリアなエンジン音を録音することができます。

 

また本体ををヘルメットだけでなく、ハンドルなどボディに固定したい場合もあると思います。

ならば一般に市販されているのも含め、多様なアタッチメントに対応できることも、大きな条件になるでしょう。

 

 

それともう常識になっていることですが、Wi-Fiを介しスマホを使ってアプリで操作したり、撮影をモニターできるものでないと使いものになりません。

さらに別売でもリモコンが用意されていたら、撮影のON/OFFしかできないとしてもあると便利です。

 

 

スマホからのコントロールでは、必ず画面を見ないとできませんが、リモコンなら手触りで操作できるので重宝しますよ。

アクションカメラでバイクツーリングを撮るなら、以上の条件をクリアするモデルを選べば、快適に動画作りが進むでしょう。

 

バイクツーリングを撮るならドライブレコーダーで代用できない?

 

 

バイクツーリングが撮れるアイテムとして、アクションカメラの他に、バイク用ドラレコを使うこともできます。

しかし、同じように走行中の様子を撮影するのに、なぜ両者が存在するのでしょうか?

ここでは、その違いを述べてみたいと思います。

 

アクションカメラとドラレコでは録画のしかたが違う

まず、両者は撮影の目的が違うことに注目してみて下さい。

ドラレコの目的は、万が一のトラブルに遭遇した時、その様子を証拠として映像に残すことにあります。

 

つまり、映画みたいに作品として動画を撮っているのではなく、基本的に動画で様子を記録しているだけなのです。

そのため4Kの高画質で記録できるモデルは少なく、それよりできるだけへこたれず、連続撮影可能な工夫がされているものが多いです。

 

 

途中でバッテリー切れが起きないよう、バイクのバッテリーから給電するモデルも多いし、電源供給が安定していることで、2カメラ式モデルだってあります。

それとドラレコでは、SDカードが一杯になったら、古いデータから少しずつ消去して上書きする、ループ録画が基本。

 

そうドライブレコーダーは “撮影” ではなく、”録画” って呼ばれることが多いんですね。

で、ループ録画することで、事故時のデータが後に上書きされてしまわないよう、Gセンサーを搭載しています。

 

衝突のショックがあるとこのGセンサーが作動し、事故の瞬間のデータを別ファイルで保存するんです。

このおかげでループ録画しても、大事な映像データが消えてしまうことがありません。

アクションカメラは、基本的にループ録画は行わないので、Gセンサーは搭載されていないんですね。

 

アクションカメラはドライブレコーダーより高画質モデルが多い

先ほども述べましたが、ドラレコと比べ、アクションカメラの方が画質が良いモデルが多いです。

アクションカメラはドラレコにはない、1インチなどの大きなセンサーを搭載するモデルがあり、それに付け加えて4Kや5.7Kなどにも設定が可能。

これも両者の大きな相違点だと思います。

 

ドラレコは、高画質を追うより映像データ量を少なくして、1枚のカードで長時間記録できることの方を優先しているんですね。

ドラレコ特有のセンサーで、SONY STARVISを搭載しているモデルがあります。

 

非常に高性能なのがウリですが、でもこれは低照度下でも映像がつぶれず、周囲の視認性を良くすることが目的のもの。

写りが少々不自然なことからも、決して高画質を狙ったものではないのです。

アクションカメラは、リアルな映像撮影が重要なので、STARVISは搭載されません。

 

 

なので、映画のように高画質な動画を作りたいなら、バイク用でもアクションカメラを使う方が良く、ドラレコには向いていないのです。

では次の頁で、バイクツーリングに最適なアクションカメラを3モデル厳選し、あなたにお伝えしたいと思います。

 

バイクのツーリング撮影におすすめのアクションカメラ3モデル

 

 

GoPro HERO11 BLACK Mini

アクションカメラのキングと言えば、やはりGoPro HEROシリーズのカメラですよね。

小さなボディでありながら、1/1.9インチの比較的大きめのセンサーを採用していることで、画質がとても良いのが特徴となっています。

 

特に、HERO11 BLACKや新しく出たHERO12 BLACKは、動画ファンにはあこがれの的でしょう。

ところがこれらをヘルメットに装着してみると、意外にも、その大きさに違和感を感じてしまうんですね。

できればもっと小さいものを・・・と、GoProファンのライダー達の声に応えて登場したのがHERO11 BLACK Mini

ボディの容積を半分ほどにして、ヘルメット上で目立たない大きさになったんです。

 

小さくなっても、中身はHERO11 BLACKと同じセンサー・同じレンズ・同じ機能を搭載しています。

ビデオ解像度は最高5.3K 30fpsまでで、4Kに落とせば60fpsまで可能。

 

ドライブレコーダーとは、比較にならない解像度ですね。

ボディは小さくなっても、別売のマイクアダプターを利用すれば、市販の外部マイクが使えますよ。

 

 

また本機は、設置がより便利にできるよう、アタッチメントを取り付けるフォールディングフィンガーを、底面だけでなく背面にも配置。

よりウェアラブルな使い方ができる、GoProカメラになった訳です。

 

ただし、そのために撮影の様子を確認する、液晶モニターを廃止。

モニターはアプリを通じ、スマホで行う仕様に変更しています。

バッテリーも固定内蔵式となり、取り出して交換することはできません。

 

ですが、この身軽さでGoProの高画質・高機能がそのまま楽しめる、本機のメリットは大きいのではないでしょうか?

ではここで、HERO11 BLACK Miniを使って撮影した、あるライダーユーザーの動画をご覧になってみて下さい。

 


協力 KonaMoto ADVさん

 

ボディが小さくなったことで、バッテリー容量が少なくなったのは残念ですが、それでも約1時間の連続撮影を維持できたのは評価できますね。

普通にVlogに使うなら、やはりモニターのある、HERO Blackの方が便利と言えます。

しかしMOTO Vlogを作るのであれば、同じHEROシリーズでも、Miniの方が手軽で使いやすくおすすめできるでしょう。

 

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Drift Ghost XL Pro

Ghost XL Proを販売するDrift Innovation社は、元々イギリスの企業でしたが、現在は中国資本で運営されているようです。

本機のデザインは、空気抵抗の少ない砲弾型スタイルを踏襲しており、ヘルメットに取り付けても、違和感のないのが特徴になっています。

GoPro HERO11 Mini同様液晶モニターがないので、スマホアプリを通じて、撮影の様子を確認する仕様です。

そもそもモニターが内蔵されていないのは、ヘルメットカメラとして使うのを前提に設計されたからでしょう。

 

制御は、Wi-FiだけでなくBluetoothにも対応しており、別売のリモコンのみならず、市販のBluetoothスイッチでも撮影のON/OFFが可能。

センサーはSONYのCMOSを搭載していて、フルHDのほかに2.7Kや、最高4Kの画質まで設定できます。

 

付属品の中には3.5Φアダプターケーブルがあり、これを用いることで外部マイクも使えます。

有難いことに、アダプター端子は防水仕様となっており、雨の日の使用もOK。

 

手振れ補正は、高度な6軸EIS手振れ補正機能を搭載。

多方向からの振動抑制に威力を発揮しますよ。

 

 

そして内蔵バッテリーは、何と3000mAhの大型のものを内蔵。

フルHDでの撮影なら、約7時間もの長時間撮影が可能ですから、ドラレコとしての使用にも1日耐えられそうですね。

 

さらに本機独特の特徴として、クローンモード機能があります。

本機1台を親機として使い、他の本機を複数子機として制御、同時に別の角度から撮影が可能になるのです。

 

例えば1台は前方の景色を、もう1台を後方の景色を撮るようにセットすれば、2カメラ式ドラレコのような使い方ができます。

面白い機能なので、映像編集にこだわるユーザーなら本機を何台か用意して、同時に迫力ある動画を作ることができるでしょう。

 

それでは、あるユーザーが撮影した本機の動画ありますので、ご覧いただきましょう。

画質のほどを良く確かめて下さいね。

 


協力 MotoSnaxさん

 

GoProほどではないにしろ手振れ補正の効いた、なかなかの高画質映像ではないでしょうか。

Driftは日本では地味なブランドですが、Ghost XL Proをヘルメットカメラとして捉えるなら、満足度高いモデルだと言えるでしょう。

 

Drift Ghost XL Pro アクションカメラ IPX7本機防水 手ブレ補正 3000mAh大容量バッテリー WIFI搭載 140度広角

Insta360 X3

Insta360 X3は言わずと知れた、360度レンズを搭載したアクションカメラ。

これに自撮り棒など、色んなアタッチメントを使いバイクに固定して撮影に臨めば、第三者が撮ったような不思議な自撮り映像が撮れるんです。

 

 

それは本機1台で前から後から、また真上から狙った映像が見れることで、HERO11 BLACK MiniGhost XL Proには真似ができないもの。

1/2大型センサーを採用しているので、最高5.7Kのビデオ解像度に設定することで、非常に高画質な360度映像を楽しめます。

 

X2からX3に進化して液晶モニターが大型になり、タッチパネルでスラスラ設定操作が可能になりました。

スマホを使わなくても本体で操作ができることで、とても使い勝手が良いのが本機の特徴の1つですね。

 

 

また、Flow Stateと呼ばれる高度な手振れ補正機能と、360度水平維持機能も、360度映像の魅力をかき立てますよ。

録音に関しては内蔵マイクだけでなく、別売のマイクアダプターを使うことで、外部マイクも使用可能になります。

 

注意したいのは、本機の機能・性能をタップリ生かすために、それなりにパワースペックの高いPCと、ユーザーの編集能力が必要なこと。

しかし編集作業が大好きで、見る人を驚かせることに快感を覚える人なら、本機を使いこなして、皆から一目置かれるようになるのも不可能ではありません。

では、際にあるユーザーが撮った、360度映像がありますのでご覧下さい。

 


協力 ねこかずさん

 

バーチャルのような映像が撮れることで、目が釘付けになりますね。

高画質であっても、変化の少ない映像に満足できないあなたなら、X3を使って、異次元のMOTO Vlogが作れること間違いないでしょう。

 

Insta360 X3 通常版|360度カメラ アクションカメラ 1/2インチ48MPセンサー IPX8防水

まとめ

 

 

今回は、バイクに相応しいアクションカメラを厳選して、3モデル紹介しました。

バイクツーリングを撮影するなら、求められるのは、まずはやはり画質が良いことにあります。

 

ドラレコなら、単にクリアに記録できればそれで良いのですが、動画作品にするなら、アクションカメラのさらなる高画質がポイントになるでしょう。

それを考慮すれば、4Kに対応したモデルを選ぶことが必要条件になりますね。

 

センサーも、できるだけ大型を採用したものが高画質に有利です。

バイクで安定した画面を得るために、手振れ補正もあったに越したことはありません。

 

しかも、ヘルメットに装着することを前提にするなら、できるだけ小型であることと、それに似合うデザインであることも条件となります。

その結果、特におすすめすなのが、HERO Black MiniGhost XL Proになるんですね。

 

さらに、これらにはない特徴ある機能を求めると、360度アクションカメラと言うことになります。

その中で、最も高性能かつ使いやすいモデルなら、X3が第一候補です。

 

ただどのモデルも使いこなすとなると、いくつもオプションが必要になるので、トータルで相応の予算を組まないといけません。

ですが、本格的にMOTO Vlogを極めたいと思うなら、ぜひ、これらのカメラの導入を検討されると良いでしょう。

 

 

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