発売以来高い評価を受ける反面、
スマホとの連携の悪さでボロクソにも酷評された
「Nikon(ニコン) KeyMission 80」。
幸い最近は品質も安定し、またファームウェアの
アップデートも施され、とても使いやすい
ウェアラブルカメラになりました。
今回は、このカメラがどのように使いやすくなり、
どんな使い方をしたら面白いのか迫ってみたいと思います。
発売直後は、KeyMission 80のウリだった
“スマートフォンへの自動画像転送機能” が非常に不安定で、
ちゃんと設定したのに撮った画像がいつまでも転送されなかったり、
されかけても途中で失敗したりしていました。
しかし、2017年4月のファームウェアのアップデートで、
「アプリとカメラの接続の安定化」と
「画像転送時の安定性の向上」が図られました。
今までの不具合が解消され、
とても使いやすくなったのです。
そのおかげで、まるで生まれ変わったように、
サクサク画像を撮り貯められるようなりました。
KeyMission 80とスマートフォンは、
「Snap Bridge」と言うアプリで常時接続できます。
そして、カメラでどんどん撮影すれば、
何もしなくても画像データは
自動的にスマホへ転送されるんです。
ちなみに、Bluetoothで両機を接続する方法を解説した
動画がありますので、ご覧になってみて下さい。
この自動転送がホントに便利で、
送られるきっかけも分からないまま、
次々とスマホへ送られるんです。
スマホへ送られたデータは、そのままニコンのクラウドサービス
「NIKON IMAGE SPASE」に自動アップロードされますから、
スマホのメモリーが消費されることはありません。
撮影後、好きな時にスマホの
モニターで、撮った画像を確認可能。
この流れが、とてもスムーズになった訳なんですね。
「クラウドサービスを使って撮った画像を確認
するなんて、スマホのカメラ機能を使っても同じじゃん」
と、思うかも知れません。
でも、この一連の作業をスマホだけで
行うのは不安じゃないですか?
次々と撮影して行けば、気になるのは、
まずはスマホのバッテリーの残量。
写真を撮っていて、気が付けば
バッテリーがほとんどなくなっていたら、
シャレになりません。
それをカメラで行えば安心だし、
KeyMission 80なら、素早く電源を入れて
容易にサッと撮ることができます。
また、万が一誤って下に落としても、
このカメラは耐衝撃機能があるので大丈夫。
これがスマホだったら、きっと
ビビッてしまうことでしょう。
さらに防水機能があることで、
雨の中でも平気で撮れますからね。
なので、スナップショットを撮るのが目的なら、
KeyMission 80を使った方のが便利。
こんなスマホとの連係プレーが、
このカメラを面白くする使い方なんです。
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