今回は、ウェアラブル/アクションカメラの利点を活かした
2本の動画をご紹介し、検証してみたいと思います。
まずは、「SONY(ソニー) HDR-AS30V」の前身、
「HDR-AS15」を近年話題のドローン(マルチコプター)に装着して、
長崎県の軍艦島(端島)を撮った映像です。
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SONY ビデオカメラ アクションカム AS30V |
狭い島内を縫うように飛行して、今や廃墟となってしまった
建物を実にリアルに映し出していますね。
大型のヘリコプターとは違いコンパクトなドローンは、
狭い場所も駆け抜けるように飛んで行きます。
急上昇したり逆に急降下したりするシーンは、カメラ共々小型・
軽量であるため、こんなアクロバット的な動きができるんでしょう。
そして、人間の手では到底撮れない困難な場所を飛行し、
超広角レンズの特性を活かした、まるでミニチュアの世界を
観ているかのような驚きの画で描いて、我々を飽きさせません。
また一瞬、水面に浸かってしまうシーンもありますが、
防水機能を持ったカメラなので、こんな場所でも平気なんでしょうね。
実に驚異の世界を写した、
アクションカメラならではの作品だと思いました。
次は「SHIMANO(シマノ) スポーツカメラ CM-1000」を
自転車のハンドルに取り付け、サイクルレースを撮影した作品です。
協力 cyclowiredさん
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こちらもやはり超広角レンズの恩恵を受け、まるで自分がレースに
参加しているかのような錯覚に陥る映像になっていますね。
このカメラは超小型・超軽量のため、
レースに参加しているサイクルに取り付けても全く邪魔になりません。
サイクルパーツメーカー、シマノのウェアラブル第1号機でありながら、
ピント・露出とも良好で、非常に高画質なカメラだと思います。
また動画を観ていて感心するのは、同じような他製品と比べて
特に手ブレ補正機能がないにも関わらず、画面が安定していること。
この手のカメラに多い、ローリングシャッター現象が
ほとんど見られないことも、画面の安定に寄与しているようです。
高級モデルではなくても、充分に満足な映像を写し出す
カメラだと証明した、動画作品になりました。
いやぁ、2作品とも、ますますウェアラブルカメラを好きになってしまう、
観ててとても楽しい映像になっているのが素晴らしいですね。
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