『アクションカメラおすすめ』コスパ最強安価なモデル2023~2024年版

 

かつてのビデオカメラに代わり、少々乱暴な扱いをしても平気なアクションカメラ・ウェアラブルカメラが幅を利かせる昨今。

人気ブランドと言えば、GoPro・DJI・Insta360の3つがこれに当たるでしょう。

 

本来なら日本のメーカーも人気があって、多くの製品を出していましたが、コストの点で海外製に勝てずに大手は撤退し、選択肢から外れてしまいました。

なので、自然に上記3ブランドに目が行ってしまうのですが、この3つはどれも高価であり、手軽に手に入れにくいのが現実です。

 

では世界には、安くてコスパの高い製品はないのか?と問われると、そんなことは決してないんですよ。

しかしエントリークラスのアクションカメラは、非常に機種が多くて、満足度の高いモデルを探し出すのは結構大変。

 

そこで今回は、「安価ながらコスパ最強なモデル3機種」を、私がおすすめしてみようと思います。

無数にあるモデルの中で、わずか3機種ですよ。

この記事を読めばあなたも迷うことなく、予算を抑えながらも、不満の少ないアクションカメラを手に入れられるでしょう。




 

安価でも妥協できないアクションカメラの機能/性能とは?

 

 

画質は1080pフルHD30fpsがあれば良い

 

安価なアクションカメラと言えども、画質の良さは大切です。

PCはもちろん、家庭用TVで再生しても綺麗に見えなければ、例え迫力ある映像が撮れたとしても、きっとガッカリしてしまいますよね?

 

最近の高性能モデルを見てみると、4K画質で撮影できることが常識になっています。

しかしエントリーモデルに、この4Kを求めるのは少し酷です。

 

無理に4Kを探すのではなく、1080pフルHD30fpsが可能なら合格と言えるでしょう。

1万円台のモデルでも4K可能なものはありますが、実際に再生してみると、高額モデルのそれには画質が追い付かないものが多いです。

これでは編集の際にPCに負担を与えるだけで、4Kを選ぶメリットがありません。

 

なので安価なモデルは、1080pフルHD30fpsが撮影可能なら、十分選択肢に入ると思って下さい。

ちゃんとフルHD画質で再現できるものであれば、TVでの鑑賞にも問題なく耐えられることでしょう。

 

高性能でなくても手振れ補正機能がほしい

 

またそれから外せないのが、手振れ補正機能があることです。

エントリーモデルとトップモデルとを比較すると、やはりトップモデルの方が手振れ補正が滑らに効いており、カメラを左右に傾けても、水平維持ができるものもあります。

ですが、手振れ補正機能があるだけでも、随分と画面の安定感が違うんですよ。

ドライブレコーダーのように、定点カメラとして使うなら問題ないですが、手持ちやウェアラブルに使うのであれば、この機能は必須ですね。

 

バッテリーは大容量内蔵か交換できるのが望ましい

 

次に重要な点はバッテリー。

迫力シーンの撮影が、途中、バッテリー切れで止まってしまうのでは、きっと泣けてくることでしょう。

 

なので、長時間撮影できる大容量バッテリーを搭載しているか、予備バッテリーが別売で手に入るモデルでないといけません。

中にはバッテリーは取り外せても、予備バッテリーを売っていないのがあるので注意。

 

もし別売りしていなかったら、せめてバッテリーを、最低2本付属しているもの選ばないといけませんね。

仮に専用バッテリーが手に入らなくても、他の機種のものが使えるようであれば、合格と言えるでしょう。

 

衝撃に耐える強いボディとメカニズムを持っていること

 

さらに、アクションカメラは名前の通り、アクションシーンを撮る目的で開発された商品です。

雨の中やホコリっぽい場所で撮ることもあれば、ボディに衝撃が加わってしまうこともあるでしょう。

 

少々乱暴に扱っただけで、すぐに壊れてしまうようであれば、何の意味もありません。

安くてもしっかりと作られた、丈夫なボディとメカニズムを持った、タフなカメラを選びたいものです。

 

Wi-Fiや外部マイクに対応しているとなお良い

その他必須条件ではありませんが、できればWi-FiやBluetoothと対応していて、スマホでモニターしたり操作できると良いですよね。

スマホが使えなくてもリモコンがあったり、しっかり見えるモニターを内蔵していればOKでしょう。

 

あと可能なら、外部マイク端子もあるとありがたいです。

撮影時の音質の良し悪しも気になるポイントですが、風防がある外部マイクが使えれば、あのイヤなボワボワ音を防ぐことができます。

 

内蔵マイクだと、風切り音をなくすのは不可能に近いもの。

外部マイクが使えないのなら、私だったら諦めて、録音なしのサイレントムービーにしますが・・・。

 

以上が安価なアクションカメラでも、これは譲れないポイントを述べてみました。

あなたができるだけ予算を抑え、アクションシーンを撮りたいと思ったら、これらのポイントに注目してカメラを選ぶと良いでしょう。

では次の頁では私がおすすめする、コスパ最強の安価なカメラ3機種を紹介しましょう。

 

『AKASO Brave 7 LE』あらゆるシーンに使える付属品が豊富

 

 

AKASOはアメリカに本部を置くメーカーで、比較的安価な製品ながら、多数のモデルを製造・販売しています。

シリーズにはBrave・V50・EK7000と3種類あり、それぞれにまたランクの違ったモデルをラインナップ。

 

その中でこのAKASO Brave 7 LEは、同社としては、上のクラスの製品として位置付けられているんです。

デザインや仕様は、GoPro製品を模倣したと思われるもので、本機も背面に2.0インチ・前面に1.4インチのモニターを搭載しています。

 

小さいながらも、前面にモニターが付いていると言うことは、自撮りをする時に便利で、Vlogカメラとしても使えるんですね。

アクションカメラとして必要な、IPX7防水機能や6軸手振れ補正機能を搭載して、天候を問わず撮影に臨めるし、手持ちでも安定した映像を撮ることができるんです。

 

 

本機で嬉しいのは、多数のアタッチメントを付属し、あらゆるシチュエーションで撮影できること。

後から買い足す必要もなく、もし破損してもGoPro用のアタッチメントが使えますよ。

 

バッテリーの持ちはそれほど良くはないのですが、それでも初めから予備が付いて全部で2個あるので、当分の間はこれでこと足りるでしょう。

もし足りないのであれば別売もあり、安心して撮影に臨むことができます。

 

画質は、最高で4K30fps撮影が可能です。

しかしこのクラスで4Kに設定しても、PCに負担を与えるだけで高画質に寄与すると思えないので、1080pフルHD30fpsに設定しましょう。

 

仮に4Kに設定したとしても、GoPro HERO12の1080pフルHDにも及ばないかも知れませんからね。

フルHDでも、アクションカメラとして不満になるものではないので、エントリークラスのモデルを求めるなら、本機が良い選択になると思います。

録音に関しては外部マイク端子があり、これを使って外部マイクを利用すれば、風切り音を防ぐことが可能になり、音質も多少なりとも向上させられます。

アクションカメラ初心者で、ノーマル的に動画製作に挑みたいユーザーにおすすめの、安価でコスパの高い1台と言えるでしょう。

 

AKASO Brave 7 LE 4K 20MP IPX7本機防水 40M防水(防水ケース付属) 六軸手ぶれ補正 デュアルカラースクリーン タッチパネル式 WiFi/外部マイク対応 1350mAhバッテリー2個 リモコン付き

 

『Drift Ghost XL』大容量バッテリーでヘルメットカメラに相応しい

 

 

手で持ったり車に固定して使うなら、AKASO Brave 7 LEのようなノーマルスタイルが便利ですが、バイカーが望むヘルメットカメラとしては、少々使い勝手が悪いです。

それを考慮すると砲弾型スタイルのDrift Ghost XLは、デザインがしっくり来るし、空気抵抗も少なくなります。

 

ヘルメットカメラにバイカーが最も求めるのは、バッテリーの交換なしに長時間撮影が可能であること。

つまりヘルメットカメラは、ドラレコとして使われることが多いので、一度撮影を始めたらツーリングが終了するまで、回しっぱなしにできることが重要なのです。

本機は、余分な機能を切り落としてバッテリーの消耗を減らし、さらに3000mAhの大容量なものを搭載することで、連続6時間~8時間もの撮影を可能にしました。

 

そして、なるべくスリムなボディを実現するために、旧モデルには存在した液晶モニターを廃止し、その代わり、事前のアングル調整をスマホで行うようにしています。

それでも6軸EIS手振れ補正機能を内蔵しており、バイクが路面から受ける振動等を効果的に吸収。

再生時画面が落ち着かなくて、見ていられないと言うことはありません。

 

 

ヘルメットカメラとして使うには、全天候に耐えられることが絶対です。

IPX7防水機能を搭載する本機は、もちろん雨天での撮影はOKだし、その場合も、モバイルバッテリーから給電しながらの撮影も可能。

接点から水が入ってしまう心配はありません。

 

それから、とても重要なことが1つ。

Ghost XLは安価であっても、外部マイクを使うことができるんです。

 

バイクの走行動画をアクションカメラで撮ると、風切り音がウルサくて、とても内蔵マイクなど使えません。

なので外部マイクを使用することで、走行中の音がクリアになります。

外部マイクはヘルメット内部に上手くセットすれば、バイカーのナレーションを加えての走行シーンも撮れるんですよ。

これはとても有難いことではありませんか?

もちろんこれも、雨中で行っても接点に水が入ることはありません。

 

画質は1080pフルHD30fpsが最高ですが、価格は安いし、ドラレコ的に動画を記録することにあるので、特にデメリットを感じることはないでしょう。

手軽にドラレコの代わりに利用したいバイカーなら、本機は良き相棒になるハズです。

 

Drift Innovation Drift Ghost XL 8時間以上の録画 1080P EIS3.0ブレ補正 IPX7本機防水 、外部マイク バイク用ヘルメット装着型ウェアラブルカメラ スポーツカメラ、WIFI搭載 140度広角レンズ

『Insta360 ONE RS 4K版』安価ながらGoProと同等の画質

 

 

Insta360 ONE RS 4K版は、GoProと並ぶ人気ブランドのモデルで、正確に言えば、エントリークラスに入る製品ではありません。

ではなぜ本機を紹介したのかと言うと、それにはちゃんと訳があるんです。

それは、GpPro HERO12の2/3程度の価格で買えるのに、性能がほぼ同等の製品となっているからです。

 

センサーの大きさは、他機より大きな1/2インチ

これは、HERO12の1/1.9インチに匹敵するサイズです。

 

このセンサーの大きさを生かして、4K60fpsの画質の威力を再現することが可能。

これがAKASO Brave 7 LEDrift Ghost XLと比べ、大きな違いになっています。

 

 

手振れ補正機能も、Flow Stateと名付けられた高性能なもので、ジンバルを装着した場合に近い画面安定性が得られるんです。

それに加え、カメラを大きく左右に傾けても、しっかり水平を維持する機能も搭載

これはエントリークラスの製品では味わえない、大きな魅力と言えますね。

 

また別売のマイクアダプターを介すことで、外部マイクを使うことも可能です。

とは言え、ウインドカバーの付いた内蔵マイクも複数搭載しており、これを使ってもリアルな音で録音できますよ。

 

 

ただ本音を言えば、このInsta360 ONE RS 4K版には、実はInsta360 ONE RS ツイン版と言う姉妹機があり、コスパ的にはこちらの方が上。

本機に付く35㎜カメラ換算16㎜の超広角レンズに加え、ツイン版は360度同7.2㎜のレンズも付属するんです。

 

ミラーレスカメラのように、レンズ交換式になっていると言う訳。

ただしONE RS ツイン版は、価格がHERO12と同程度の価格に跳ね上がってしまうので、私は敢えてこちらはおすすめしません。

 

ONE RS 4K版はエントリークラスの製品に、少し予算を足してやれば、上級機と同等の画質が得られることで、ここで紹介しました。

なるべきお金を掛けないで、GoPro画質に対抗できるカメラを求めるユーザーに、本機は相応しいと言えるでしょう。

 

Insta360 ONE RS 4K版 4Kブーストレンズ 独自技術FlowState手ブレ補正 4800万画素 IPX8防水 6K広角モード AI編集 アクティブHDR 4K/60fps ウェアラブルカメラ 大容量バッテリー

 

まとめ

 

 

以上今が旬の、安くてコスパ最強のアクションカメラを、3種類に絞って紹介しました。

AKASO Brave 7 LEとDrift Ghost XLの2機種は、本当に安いながら基本性能が高く、初めてのアクションカメラにピッタリです。

 

Insta360 ONE RS 4K版は、この2機種に比べれば高くなってしまうものの、この価格で上級機と同等の画質が得られます。

予算はできるだけ抑えたいが、画質だけは妥協したくないユーザーに、おすすめしたいカメラですね。

 

これら3機種はどれも海外製のものなので、日本のメーカー製品のように、サポートを電話で行うことはできません。

「基本メールで」と言うことになりますが、メールは日本語でOKとなっています。

 

購入後困ったことがあっても、遠慮なく申し出ることができるので、その点は安心して良いでしょう。

メールのやり取りに少し時間が掛かる点は、承知の上で行って下さいね。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。



このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください