ヘルメットカメラとしてバイク愛好家の中で
人気の防水アクションカム
「SONY(ソニー) FDR-X3000R」
を、レビュー評価したいと思います。
他機に良くある電子式ではなく、光学式手振れ補正機能を備え、
これが4Kでも使えることで興味がわいてきますね。
それではまず、4KとフルHDとの画質の違いや、
手振れ効果の違いを試した動画がありますのでご覧下さい。
協力 TourbillonCafeさん
次に、このハイスペック機の使い勝手の実力が
どんなものか、気になりますよね。
そこで、すでに購入して撮影を楽しんでいる
ユーザーの皆さんのレビューを基に、
FDR-X3000Rの魅力を探ってみましょう。
★「フルHDだと、滑らかな動画が撮れる1080p・60fpsが可能になる。4K対応だが、フルHD でもかなり満足できる画質だ。手振れ補正は光学式だけあり素晴らしい。文句なしだ。」
★「オートバイのアップハンドルに装着して、路面のギャップをわざと高速通過してみたが、映像でショックを吸収しており、鑑賞に一切の支障がない!サーキットの高速回転域で発生する振動ではさすがに映像にブレを生じたが、そのような状況は極めてニッチなので、まったく気にしなくても良いだろう。」
★「興味本位で購入したがズームは期待したほど効かず、ちょっと残念だった。」
★「ウォータープルーフケースが、気圧の変化の関係で開閉がきつくなる。気密性も良いため、湿度が高い状態で開閉するとすぐ曇る。」
★「光学式ブレ補正を取り入れることによって、4Kのワイドでも手振れ補正ができる。さらに光学式は、画角が狭くならないこととコンニャク現象が起きないので良い。」
では、検証に入ります。
このカメラの最大のメリットは、何と言ってもデジタルカメラの
手振れ補正機能を応用した、
“空間光学式ブレ補正機能” 備えていることでしょう。
そのため、電子式では不可能だった4K画質でも
ブレの補正が可能になり、安定した映像が楽しめます。
それが、バイクでも充分に使える要因なんですね。
またレビューにもあるように、コンニャク現象が発生しません。
コンニャク現象と言うのは、正式には
ローリングシャッター現象と呼ばれ、カメラ
を振り回すと映像がグニャグニャ曲がることです。
今まで、このローリングシャッター現象が起きることが、
ウェアラブルカメラ・アクションカメラの弱みでしたが、
これでテープ式のビデオカメラ並みの
映像が撮れるようになったのは嬉しいですね。
画質は大したもので、
正直に言って、フルHDでも十分キレイです。
なので、高価なFDR-X3000Rでなくとも、4Kにこだわらなければ
モデルのHDR-AS300Rをオススメしても良いかも知れません。
これで防水ケースなしに水中で使える仕様になれば、
一連のGoProシリーズをしのぐ、
最強のウェアラブルになるのではと思います。
まさに、アクションカメラの
最高峰と呼ばれる日も近いことでしょう。
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